AIRRIDE,4LINK,Cing加工 |
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46yFORDにエアサス、4リンク取付けと、より車高を落とす為のフレームCing加工の例です。これなら安心してアクセルが踏めます。 50年代以前の車は、オリジナルの車高が高いので(この当時は、まだ道路の舗装が悪いため)ブロックやサスカットだけでは、 あまり車高は落ちません。 車高調整用のエアサスを取り付け、さらに車高を低く設定するためにフレームをカットして上方に作り変えます。 この形状がアルファベットのCに見えるため、この加工をCingと言います。この加工に付属する作業は、他に、フロアートンネル加工、 マフラー加工、ショックアブソーバーの移動、ベタ落ち狙うならガソリンタンクの上方への移動などがあります。 さらに安全走行性(高速走行性)を考えるとイタバネ式からリンク式への変更がベストだと思いますし、より落とす事ができます。
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ENGINE SWAP |
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1953y BUICKに(オリジナルは直8、2速AT)1991y CAMAROの305Eng、TH700R4ミッション(4速AT)、ホーシング(デフ)を移植した例です。 エンジンマウント、ミッションマウント、ファンシュラウド、等はKITは無いため製作になります。(CHEVY, FORD等は市販KIT有り) この年代の車にV8エンジンを載せる場合の一番のポイントはステアリングギアBOXと左バンクのヘッダースの干渉を、いかにクリアーするかだと思います。 搭載したエンジンのヘッダーが干渉する場合、70年代の排気口が後方のオリジナルヘッダーに交換するか、ショーカー目指すような車は、こちらの 一般的な社外のヘッダースは殆どクリアーできませんのであしからず。 MUSTANG2に足回り交換する場合はステアリングギアBOXも交換してしまうので,この問題は発生しません。 オイルパンを軽く叩いて凹ませるぐらいの干渉ならOKですが、あまり酷い物はいずれオイルパンに穴が開き,エンジン焼きつきの可能性がありますので, あなたの車もチェックしてみましょう。 TBIやTPIのインジェクションを生かしたままのSWAPも可能です。 (それから4速ATはキャブレターに交換すると4速にLOCK UPしませんので、専用KITが必要です。)
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CHOP TOPに伴うラウンドガラスのカット |
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今から数年前にCHOP TOPを作るにあたって、私は当時1番の課題点だったガラスのカットを自分なりに研究してみました。 車の殆どのフロントガラスは合わせガラスで出来ています。2枚のガラスが合わさり、 その間にビニールが入り衝撃により割れてもガラスの飛散を防止する構造になっています。 さてこれをカットするわけですが、まず戦う前に敵を知れと言う事で、どの様にすれば割れてしまうのかを色々テストしてみました。 |
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まず一般的なガラスカットの手法のダイヤモンドカットで切る方法。 ダイヤモンドカットを走らせコンコンとガラスを叩く,すると走った線をきっかけにクラックが入り分離する。 それを合わせなので裏表2枚やらなければなりません。ガラス屋さんは大抵この方法でカットしていると思いますが、 1枚なら問題なく確率が高いのですが、2枚の合わせガラスになると、どうしてもコンコンと叩く時に力が逃げにくいため、 違う所にクラックが走ってしまいます。何十年の熟練工ならともかく、初めて挑戦するには成功確率は低すぎるやり方だと思いました。 たぶん成功確率5%ぐらいでしょう。
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次にエアーカットグラインダーで削ってみたらどうかなと思い、ガラスに当ててみたら削れたのです。 こいつでダイヤモンドカットの様に線を引いて行けばダイヤモンドカットより深く削れるので成功確率は高くなるはず・・・、 たしかに高くなりました。それでも力の加減で、まだ他の所にクラックが走ります。 と思い思い付いたのがサンドブラストです。
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サンドブラストとは、荒い砂(番手あり)をエアーの力で吹き付け、主に塗装の剥離や金属の表面加工に使用するものです。
さっそくガラス面に当ててみると、削れる,削れる、あっという間にガラスに穴が開きました。これは使えると思い結果、 私は、このサンドブラストでフロントガラスを切るようになりました。 もちろん、それでもマスキングなどにコツがあり、あえて廃棄側のガラスに力が逃げてクラックが入る様にしたりとか、 風圧を気をつけたり(風圧でクラックも入る場合あり)と100%とは言い切りませんが、かなり高い成功率で切る事が出来るようになりました。 本当に、この方法がベストなのか、それとも他にもっと良い方法があるのか、今の所,私には分かりませんが、参考にでもなればと思い書いてみました。 (ガラス製作ならOKですが) |
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