クルージン22号で特集されたBLACK ROSEです。
 
フレームOFFから製作が開始され、エンジン350、
TH350,Mustang2フロントサス、4リンクリアサス(Cing加工)、
ガソリンタンクかさ上げ、4輪ディスクブレーキ、4輪エアサス、
60sサンダーバード インテリア、59yOLDSハンドルポスト、等
手が加えられています。
     
 
ベースになった車は、ビジネスクーペで同じ
2Drセダンのスタイルラインよりルーフ長が短く、
トランクが長い車種になります。
     
 

この車はサイドからのフォルムが美しいとよく言われます。
なぜか?
CHOP TOPはビジネスクーペでは一般的は切り方だと思います。

     
 

ポイントは、そのルーフラインからトランクに
綺麗に繋がるラインだと思います。
そのラインを出すためにトランクを薄くカットしています。

     
 
それに加えて1949−50yだけが持つ低い
フェンダーラインとベタ落ちの車高が、
このラインを、よりいっそう強調しています。
     
  余談ですが、
前アメリカオーナーのVickが最後に車と別れる時の寂しそうな顔や
(彼女より大切にしていた)と言う言葉が忘れられません。
彼は売却金を母親にプレゼントしていました。
     
  KUSTOM CARは世界に1台、 オーダーメイドの自分だけの車、
関わった人間のストーリーを感じました。
日本のオーナーもBLACK ROSE大切にしてあげて下さい。
     
     

*総評*


アメリカメイドのため細かい所の作りの悪さや,詰めの甘さは有りますが、
やはりここまでの作業メニューをこなしているCHEVYは、
未だ日本には無いので日本のCHEVYオーナーには刺激になったと思います。
いつかジャパンメイドでBLACK ROSEを越えるようなKUSTOM CHEVYが製作される事を期待します。
(だれか、オーダーして下さい。(笑))